老犬・老猫・高齢ペットの認知症を予防する生活

ペットの認知症は犬の方が多い

ペットの認知症予防

人間と同じように高齢になった犬や猫にも認知症の症状が現れてくることがあります。

 

猫も15歳以上になれば認知症になることもあるようですが、圧倒的に犬の方が認知症になりやすいようです。

 

その犬の認知症発症率は人間を超えるとも言われていますが、まだよくわからないことが多くあります。

 

人間の認知症の場合は大きく分けて脳血管性とアルツハイマー型の2つがありますが、犬の場合はアルツハイマー型の認知症といわれています。

 

老化とともに脳にタンパク質の沈着がおき、いわゆるシミのようなものが作られていきます。

 

そうすることで脳の機能が失われて、見当識障害や記憶障害を起こしていくタイプです。

 

ペットの認知症予防

認知症予防

 

私は現在認知症の症状のある老犬を介護していますが、人間の高齢者介護の仕事をしていましたので、認知症の方ともたくさん接してきました。

 

その中で、あっという間に認知症が進んでしまう症例も見てきました。

 

ですが、その反対のことを心がければ、認知症を予防したり進行を遅らせることも可能なのです。

 

ペットの認知症の場合も、生活全般に気をつけることで認知症を予防したり、進行を遅らせたりできると考えています。

 

1・単調な生活をしない

 

人間の高齢者が入院すると認知症が一気に進みます。

 

なぜなら入院中はベッドの上で寝ているだけで、一日中刺激がない生活になるからです。

 

ペットの場合も同じで、ほったらかしで寝てばかりな生活をさせていると認知症を発症したり、進行が早くなったりします。

 

外に連れ出したり、遊んであげたり、しっかりとコミュニケーションを取ってあげましょう。

 

いつものお散歩コースを変えてみたりするのも刺激になります。

 

2・食べ物や栄養の工夫

 

人間でも魚に含まれる「EPA」「DHA」という栄養素が脳の働きを良くすると言われています。

 

また、体を錆びさせる「活性酸素」を抑える食品を摂ることで、老化によるさまざまな病気が予防できると言われています。

 

これらは栄養補助食品として有名なのでたくさんのサプリメントが市販されています。

 

もちろん薬ではなく食品なので即効性があるわけではありませんが、積極的に摂ることで認知症の発症や進行を遅らせる効果が期待できます。

 

ペット用のサプリメントも販売されていて、ペットフードにも「オメガ3脂肪酸」という成分を含むものがたくさんあります。

 

毎日摂る食事の内容を老化防止のために見直してみましょう。

 

 オメガ3脂肪酸豊富なドライフード
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3.できるだけ歩かせる

 

人間の場合も寝てばかりだと昼夜がわからなくなり、単調な生活になってしまいます。

 

また、歩かないと筋力が衰えて本当に歩けなくなって寝たきりの状態になってしまいます。

 

寝たきりの生活を防ぐためにも、できるだけ歩かせて筋肉を落とさないようにしてあげましょう。

 

歩くことは運動になるだけではなく、脳に刺激を与えるためにも役立ちます。

 

4・ストレスとうまく付き合う

 

認知症になると理解力がなくなり、今まで出来ていたことができなくなったりします。

 

そんなときに飼い主がイライラしたり、叱ったりすることはお互いにストレスを感じるでしょう。

 

ペットが認知症になってしまったら、飼い主もストレスを感じないような方法を考える必要があります。

 

オムツを着用したり、部屋の模様替えをしたりなどできるだけ気持ちよく暮らせるように工夫しましょう。

 

動物介護の知識を身につけよう

 

高齢になったペットには、生活するうえで色々なサポートが必要になります。

 

少しでも元気で長生きしてもらうためには、老化することで衰える機能を補ったり、病気や怪我の予防も大切です。

 

そのためには正しい「介護」の知識をもってケアをしてあげなければなりません。

 

人間の「介護福祉士」は国家資格ですぐに取ることはできませんが、動物の「介護士」の資格は誰でも取得することが可能です。

 

ペットの高齢化でニーズが高まり、さまざまな講座が設けられています。

 

資格を仕事に活かすことはもちろん、自分の愛犬や愛猫の介護のために勉強する人が増えています。

 

動物の介護に興味のある方や、自分の大切なペットの介護に活かしたい方は勉強してみると良いでしょう。

 

当サイトの以下のページをぜひご参考ください。

 

ペット・動物介護士の通信講座を比較