ペットの老化〜体と行動の変化

老化によるペットの体と行動の変化

高齢になったペット

人間でもペットでも、高齢になると体や行動にさまざまな老化による変化が見られるようになります。

 

ただ、人間同様老化のスピードは個々によって差があるため、年齢が同じでも大きく違います。

 

犬や猫は7歳くらいからシニアとなるので、老化による変化を注意深く観察していってあげましょう。

 

よく観察して、変化があれば早めに対応していくことも介護の基本であり、長生きをしてもらうために大切なことです。

 

ペットの老化による体や行動の変化には、主に以下のようなものがあります。

 

老化による体の変化

 

病気にかかりやすくなる

 

がん・心臓病・糖尿病・腎臓病など人間の生活習慣病はペットにもあります。

 

それらは命に関わることもあり、治療も大変です。

 

また、免疫力の低下で感染症にも罹りやすくなります。

 

白内障による失明

 

白内障は、人間の場合は日帰りで治る簡単な手術ですが、ペットでは完治させることは難しく、症状が進むと失明してしまいます。

 

早い子では7歳くらいから瞳が白く濁ってきます。

 

耳が聞こえなくなる

 

人間同様、ペットも高齢になると耳が遠くなって聞こえにくくなります。

 

嗅覚が衰える

 

ペットでも特に犬は嗅覚に頼っているので、目が見えなくなっても匂いがわかるうちは十分生活できます。

 

ただ、高齢になるとその嗅覚もだんだんと弱ってきます。

 

歯が抜ける・噛む力が衰える

 

歯肉炎などで歯が抜けてしまい、食べ物を噛む力も衰えてしまいます。

 

体重が減って痩せる

 

普通に食欲もあって、特にどこか悪くなくても高齢になると体重が減って痩せてきます。

 

これは人間もまったく同じですが、急に体重が減ったときなどは病院で診てもらいましょう。

 

排泄の障害

 

下痢や便秘を起こしやすくなったり、腎臓病などがあるとオシッコが出にくいなど排泄がしにくくなったりします。

 

皮膚が弱くなる・毛が抜ける

 

動物はもともと人間より皮膚が薄くデリケートですが、被毛が少なくなることによって更に皮膚が弱くなりがちです。

 

常に清潔に保つことは大切ですが、決して強くこすったりしないようにしてあげましょう。

 

イボなど腫瘍ができやすくなる

 

老化によって体にイボなどの腫瘍ができやすくなります。

 

以前にはなかったものを見つけたときは、早めに獣医さんに相談しましょう。

 

老化による行動の変化

 

認知症・見当識障害

 

ずっと泣き続ける・グルグル歩き回るなどの不可解な行動や、見当識障害といった人間の認知症に当たるような症状がペットにも見られます。

 

そのような場合は正常な状態ではないため、叱ったりすることは意味がありません。

 

運動能力の低下

 

筋力の低下で登れていた所にジャンプ出来なくなったり、動作がゆっくりになったりします。

 

また甲状腺機能の低下などが原因で1日中寝ていることが多くなります。

 

出来ていたことが出来なくなることで、転落するなどの怪我をしないように気をつけてあげましょう。

 

動物介護の知識を身につけよう

 

高齢になったペットには、生活するうえで色々なサポートが必要になります。

 

少しでも元気で長生きしてもらうためには、老化することで衰える機能を補ったり、病気や怪我の予防も大切です。

 

そのためには正しい「介護」の知識をもってケアをしてあげなければなりません。

 

人間の「介護福祉士」は国家資格ですぐに取ることはできませんが、動物の「介護士」の資格は誰でも取得することが可能です。

 

ペットの高齢化でニーズが高まり、さまざまな講座が設けられています。

 

資格を仕事に活かすことはもちろん、自分の愛犬や愛猫の介護のために勉強する人が増えています。

 

動物の介護に興味のある方や、自分の大切なペットの介護に活かしたい方は勉強してみると良いでしょう。

 

当サイトの以下のページをぜひご参考ください。

 

ペット・動物介護士の通信講座を比較